こんにちは!
**「今に生きる会社員のための情報ブログ」**を運営している、31歳サラリーマンパパです。
大学では機械工学を学び、大手メーカーで設計職7年。
今年から営業に転身し、日々「働くとは何か?」を考えながら奮闘中。
今回は、そんな僕が友人のすすめで手に取った『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』という一冊についてご紹介します。
📖 なぜこの本を読もうと思ったのか?
正直、最初は「難しそうな本だな」と思いました。
でも、今は子どもが生まれたばかりで、これからの世界をどう見ていくべきかを考える機会が増えたタイミング。
「自分の視野、狭くなってないか?」
「もっと広い世界を見て、子どもに語れる大人になりたい」
そんな想いもあって、思い切って読んでみたんです。
🌍 『FACTFULNESS』ってどんな本?
この本のテーマはずばり、
「思い込みを捨てて、データで世界を見よう」。
メディアや本能に左右されて、世界を「悪くなっている」と捉えがちな私たちに対し、著者のハンス・ロスリングは言います。
「世界は、私たちが思っているよりずっと良くなっている」
極端なイメージや不安に駆られる本能(ドラマチック本能・恐怖本能など)をひとつずつ解説し、“正しい理解”と“冷静な思考”の大切さを教えてくれます。
💡 僕の中で特に響いたポイント3つ
① 「ひとつの視点では世界を理解できない」
データを鵜呑みにするのではなく、多面的に見ることが大切。
特に印象的だったのが、「日本は世界の真ん中ではない」というくだり。
僕はこれまで、日本的な価値観や常識を軸に生きてきました。
でも、それってただの「一つの視点」だったんだと気づいたんです。
② 「本能を意識すると、行動が変わる」
「FUCTFULNESS=本能」
この言葉に、ハッとしました。
たとえば営業職になってから、
「数字に追われるのが怖い」「競争に負けたくない」といった感情に振り回されがちでした。
でもそれって、自分の“恐怖本能”が引き起こしていたんだなと。
冷静にそれを意識することで、少しずつ気持ちのコントロールができるようになってきたんです。
③ 「過去の人の声に耳を傾ける」
ある一節で、
「おじいさんやおばあさんの話に耳を傾けよう」
というフレーズがありました。
今って“過去を切り捨てて、未来志向で”という風潮がありますよね?
でも実際には、過去の声にも大切なヒントがある。
子育てをしながら、祖父母の知恵や考え方に学ぶ姿勢の大切さに、改めて気づかされました。
🧑👧 この本を読んで、僕はどう変わったか?
- 物事を断定しなくなった
- ネガティブなニュースを見ても、冷静に分析するようになった
- 子どもに「多様な世界があるんだよ」と話せるようになった
特にパパとしては、**「世界を広く見せられる存在になりたい」**という意識が芽生えたのが一番の変化です。
🎯 こんな人にこそ読んでほしい!
- 子育てをしながら、働き方や価値観に迷っている30代
- ニュースやSNSの情報に振り回されがちな人
- 「日本の常識」だけに頼らず、広い視野を持ちたいと思っている人
✅ まとめ|データと向き合えば、見える世界が変わる
『FACTFULNESS』は、
**「もっと早く読んでおけばよかった」**と心から思える本でした。
一人の働く父として、
一人の社会人として、
そして一人の人間として。
この本に出会えて、本当によかった。
📘 あなたも“思い込み”から自由になってみませんか?