【書評】『アウトルック最速仕事術』で見直す時間の使い方!30代会社員パパが気づいた“働き方改革”

本の要約

こんにちは、ブログ『今に生きる会社員のための情報ブログ』を運営しているHirokichiです。

徳島出身で、工業高専から愛知の大学・大学院へ進学し、現在は大手メーカーの営業職として働いています。8年目の会社員生活では、設計職を7年経験し、転職も2回しました。娘が0歳で、育児にも奮闘中。働き方や時間の使い方には、常にアンテナを張っています。

今回は、社会人2年目の頃に出会って以来、何度も読み返している『アウトルック最速仕事術』(著:森新)についてご紹介します。


📘この本を読んだきっかけ

社会人2年目の頃、設計職で残業が多く「どうすれば日々の事務作業を効率化できるか」と真剣に悩んでいました。

その時、目をつけたのが毎日使っているメール――そう、Outlook(アウトルック)です。

メール対応の時間があまりにも長い。そんなときに出会ったのがこの1冊でした。

著者の森新さんは、年間100時間以上の時短を実現したという経験をもとに、本書で32のアウトルック時短テクニックを紹介しています。


🧭本書の構成と概要

この本は以下の6章から成り立っています。

  • 第1章:一番大切なPCスキルはアウトルックスキル
  • 第2章:時間のロスになる画面の切り替えを減らすテクニック
  • 第3章:脱マウスに近づくための10の基本ショートカット
  • 第4章:仕事にスピードが生まれるメールの整理法
  • 第5章:もっと時短したい人のためのスーパーテクニック集
  • 第6章:もっと時短したい人のためのショートカット上級編

全体を通して、Outlookの時短活用法に特化していますが、単なる「小技集」ではありません。時間をどう使うか、という根本的な問いに迫ってくれる内容でもあります。


💡私の読書体験と印象的な学び

今の職場でも連絡手段の大半はメールです。Outlookを使わない日はありません。

そんな中、本書で語られていた「メール処理にかける時間の見直し」は非常に刺さりました。

🔹印象的だった考え方:

  • 無駄①:画面切り替えの時間
  • 無駄②:マウス依存の操作
  • 無駄③:整理しすぎて探せない

この「3つの無駄」に着目するだけでも、メール業務に対する姿勢が変わります。

そして一番刺さったのはこの一言。

“検索は整理を兼ねる。細かくフォルダに分類するより、検索の精度を高めた方が早い。”

これ、まさに目からウロコでした。


✍️実体験としての変化

私も以前は、メールを細かくフォルダ分けし、完璧に分類することに時間を使っていました。

でもこの本を読んでから、思い切って「フォルダを減らす→検索で探す」にシフト。

その結果、メール対応にかかる時間がぐっと減り、業務のスピードが確実に上がりました。

同じように、社内ファイル共有でも「どこにあるのか分からない」という問題がありますが、それも同じ構造。検索スキルこそが時間短縮の鍵なんです。


🎯この本の素晴らしさ

  • テクニック紹介に留まらず、「なぜ時間がかかるのか?」という視点を持たせてくれる
  • 全体像→原因→具体策、という構成が分かりやすく、実行に移しやすい
  • ショートカットだけでなく、マインドセットにも踏み込んでいる

AIや自動化が進む時代だからこそ、「人がやらなくていいこと」に時間を使っていないか? という問いを突きつけられます。


👪パパ目線で伝えたいこと

娘が生まれてから、より一層「時間の大切さ」を感じるようになりました。

「効率よく働くこと」は、家族との時間を守ることにも直結します。

子育て中のパパ・ママこそ、こうした仕事術を学び、1日の中で「自由に使える時間」を増やすべきだと思っています。


📚同じ著者の本もチェック!

  • 『Excel最速仕事術』
  • 『PowerPoint資料作成 最速仕事術』
  • 『時短革命ビジネススキル大全』

どれも実践的で、読んだその日から効果が出る内容です。


✅こんな人におすすめ

  • メール処理に毎日1時間以上かけている人
  • 働き方を変えたいけど、何から始めていいか分からない人
  • 子育てと仕事の両立に悩んでいる30代会社員パパ
  • 仕事のスピードを上げたい営業職・事務職の方
  • 転職後、業務に慣れるのに苦労している人

📝まとめとメッセージ

『アウトルック最速仕事術』は、「今の働き方、本当に効率的か?」と自分に問い直すきっかけをくれる一冊です。

便利なショートカットや操作法だけでなく、「働く時間の価値」を見直すための土台をくれました。

私自身、家族との時間を大切にしながら、これからも「時間を生む工夫」をしていきたいと思っています。

ぜひ、一度読んでみてください。


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