こんにちは! 「今に生きる会社員のための情報ブログ」を運営しているHirokichiです。 徳島県出身、大学院まで機械工学を学び、大手メーカーで設計職を7年経験したのち、今年から営業職に転身した31歳のサラリーマンパパです。 趣味はサッカー・カメラ・読書・筋トレ・スニーカー集め(30足以上!)と多趣味。 0歳の娘と妻との3人暮らしで、日々の暮らしと働き方を模索しています。
📘本書を手に取った理由
営業職に転身し、「仕事ができる」だけでは信頼されない場面に直面するようになりました。 相手の懐に自然と入っていける人、年上にも年下にも「かわいがられる」人が強い。 そう気づいたときに、本書『ちょっとしたことで「かわいがられる」人』(山﨑武也 著)に出会いました。
🖋著者紹介
山﨑武也(やまざき・たけや)さんは、ビジネスマナーや人間関係の分野で数多くの著書をもつ人物。 ビジネスマンとしてだけでなく、大学講師としても豊富な経験を活かし、 「人間関係の達人」としてのアプローチが本書にも随所に現れています。
📚本書の構成と概要
本書は、誰もが実践できる「かわいがられる」ための100のヒントを5章にわけて紹介しています。 それぞれの章のテーマは以下の通り:
- 🧠 第1章:この気配りが出来る人
- 🌟 第2章:こんな性格の人
- 🏃 第3章:こんな行動をとれる人
- 🧩 第4章:こんな人間関係を持っている人
- 🤝 第5章:こんな態度を見せる人
各項目は2ページ程度でサクッと読めるスタイル。 日々のふとした場面で「明日からこれやってみよう」と思える内容が多く、読みやすさも抜群です。
💡本書のポイントと私の気づき
特に印象に残ったのは、「ついでに最新情報をくれる人」がかわいがられるという項目。 実際、営業をしていると、そんな人は社内外問わず重宝されます。
「そういえば、先日の話に関連して…」 そんな前置きから始まるちょっとした話題が、相手との距離をぐっと縮めてくれます。 しかもそれが押しつけがましくなく、さりげないからこそ価値がある。
私はこの本を読んでから、社内での雑談やお客様との会話で「ついで情報」を自然に盛り込むことを意識しています。 その結果、会話が弾み、話しやすい人だと思ってもらえることが増えました。
また、「観察力を磨く」というアドバイスも響きました。 相手がどんな話題に食いつくか、表情の変化、話すテンポや間合い。 それらを日常会話で読み取ることは、まさに技術だと気づかされました。
🧠実践して得られた変化
自分の知識を披露するのではなく、相手に合わせた情報を「ついでに」渡す。 このバランス感覚を意識するようになってから、人との距離が確実に近づきました。
特に上司とのやりとりでは、ちょっとした業界ニュースや書籍の話を挟むことで、 「お、よく勉強してるな」と感じてもらえたように思います。
一方で、話しすぎてしまう場面や、情報を詰め込みすぎたときは「聞く姿勢」を忘れがちに。 そんなときはこの本を読み返すと、「あ、やりすぎてたな」と軌道修正できます。
👨👧パパ目線で響いた一節
「子どもにとっても、かわいがられる大人になることは重要」 そんな言葉にハッとしました。 家でも職場でも、結局は“人との関係性”が自分の価値を高めてくれます。 娘が将来社会に出る頃、僕自身が“かわいがられる力”を持っていることで、 自然とその背中を見せられる大人でありたいなと感じました。
✅こんな人におすすめ!
- 👔 人間関係に悩んでいる会社員の方
- 🧑💼 営業職やサービス業に従事している人
- 💬 「会話が続かない」と感じている人
- 👨👩👧 部下や上司との距離感が難しいと感じる人
- 💡 自分の魅力を磨きたい人
📚著者の他のおすすめ書籍
- 『気づかいの壁』
- 『できる大人の話し方大全』
- 『人に強くなる極意』
どれも日常やビジネスでのコミュニケーション力を高めたい人にぴったりです。
✍️まとめ
『ちょっとしたことで「かわいがられる」人』は、決して“おべっか”ではなく、 自然な魅力と信頼を築くヒントが詰まった一冊でした。
「気づかい」「観察力」「伝えるセンス」 どれもすぐに実践できる内容で、私自身の営業活動にも大きな影響を与えてくれています。
まずは今日から「ついでに一言」を意識して、信頼される一歩を踏み出してみませんか?