👋 導入
こんにちは!
「今に生きる会社員のための情報ブログ」を運営している Hirokichi です。
私は徳島県出身で、工業高専を経て愛知の大学院を修了後、大手メーカーへ就職しました。設計職を7年経験し、2度の転職を経て現在は営業職。31歳、0歳の娘を持つパパです。
社会人になってからは、働き方やキャリア、子育てと仕事の両立について常に考えています。そんな私にとって「読書」はただの趣味ではなく、仕事や人生を見つめ直すための大切な習慣です。
今回読んだのは、白取春彦さんの 『「深読み」読書術: 人生の鉱脈は本の中にある』。
「もっと読書を深めて、自分にとって意味のある読み方を身につけたい」
そんな思いから手に取りました。
👤 著者について
著者の 白取春彦さん は哲学者・作家として幅広く活動されており、人生や人間理解に関する著作を多く執筆されています。抽象的なテーマを、具体的で分かりやすい言葉に落とし込む表現力が特徴です。
📖 本書の構成と概要
本書は「読書をどう捉え、どう自分の人生に活かすか」に焦点をあてています。章立ては次の通りです。
- 第1章:本を読む人、読まない人の決定的な差
- 第2章:人間的魅力が増し、人生が豊かになる読書
- 第3章:自分を成長させてくれる本は、こうやって選ぶ
- 第4章:人生の充実度がガラリと変わる「本の読み方」
- 第5章:深く・大量に・速く読むための読書案内
💡 本書の核心メッセージ
私がもっとも印象に残った言葉は、
「読書とは自分を自由にするための闘いである」 という一文。
学生のころに聞いても理解できなかったと思いますが、今はその意味が実感できます。読書を通じて、自分の考えを鍛え、行動を後押しする“推進力”を得てきました。
📱 SNSやスマホで簡単に情報が手に入る時代だからこそ、
ゆっくり文字を追い、自分なりに咀嚼する「読書」には深い価値があると改めて感じました。
✨ 印象的だった学び
- 論理の理解力は読書から養われる
読まない人は、物事の背景や決定の理由を深く理解できず、表面的な情報に流されがち。
→ 「なぜそうなっているのか?」を考える姿勢は、今の社会を生きる上で不可欠。 - 本選びの技術
著者が語る「効率的な立ち読み術」は、まさに自分の習慣と重なりました。
本を手に取った瞬間に「これは今の自分に必要かどうか」を直感で判断する。
📚 私の読書体験と学び
私自身、本屋に立ち寄って短時間で複数の本を立ち読みし、感覚的に「今の自分に必要だ」と思うものを購入することが多いです。
ただし、この方法の弱点も感じています。それは 「自分の興味の範囲内でしか本を選べない」 ということ。
本書を読んで、「たまには全く知らないジャンルに挑戦し、思考の幅を広げるべきだ」と気づきました。
娘が成長して「パパ、知らないこと教えて!」と言ってきたとき、偏った知識しか答えられないのは寂しい。だからこそ、読書を通じて世界を広げていきたいと思います。
🌟 この本の素晴らしさ
- 読書を“習慣”から“哲学”に引き上げてくれる
- 忙しい社会人や子育て世代でも「読む意味」を再認識できる
- 実践的なテクニックと人生観の両面を学べる
👥 こんな人におすすめ!
- 読書習慣を見直したい30代社会人
- 子育てしながら自己投資を考えているパパ・ママ
- 情報に流されず、自分の頭で考える力をつけたい人
- 読書が好きだけど「選び方」に悩んでいる人
📕 著者の他のおすすめ書籍
- 『超訳 ニーチェの言葉』
- 『超訳 老子の言葉』
- 『超訳 ショーペンハウアーの言葉』
いずれも「人間の生き方」に通じるテーマを、やさしい表現で解説しています。
📝 まとめとメッセージ
本書を通じて、私は 「読書は自分を自由にするための闘い」 という言葉を強く心に刻みました。
読むことで論理的に考えられるようになり、人生をより豊かにできる。
忙しい30代の会社員やパパだからこそ、本書を通じて「読書の力」を再確認してほしいと思います。
👉 今日、まずは本屋に立ち寄り、普段選ばない一冊を手に取ってみませんか?