「今に生きる会社員のための情報ブログ」を運営しているHirokichiです。31歳、徳島県出身。
大手メーカーで設計職を7年経験し、現在は営業職として日々奮闘するパパ会社員です。投資・自己啓発・育児・働き方に関心があり、娘の誕生をきっかけに「自分らしく生きる」ことをより強く意識するようになりました。
今回ご紹介するのは、HSP(繊細な人)に向けた自己啓発書『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』(著:武田友紀)。人間関係に敏感な自分がHSPかもしれないと感じ、
この本を手に取りました。
著者紹介:武田友紀さんについて
著者は武田友紀さん。HSP専門のカウンセラーであり、実体験と支援経験をもとに“繊細な人が生きやすくなるコツ”をわかりやすく紹介しています。多くの読者の心に寄り添う語り口が特徴です。
本書の構成と章立て(概要)
- 繊細さんとは?(HSPの定義)
- 繊細さんが陥りやすい疲れのパターン
- 職場や家庭でどう自分を守るか
- 繊細な自分を好きになるヒント
- 元気な繊細さんになるための習慣
読んで感じたこと・印象に残ったこと
読んで一番衝撃だったのは、“職場で機嫌が悪い人がいると気になる”という章。まさに自分のことでした。「私のせいかな…」と、つい気にしてしまう。結果として必要以上に疲れてしまう。これまで非繊細さんに憧れ、繊細さをネガティブに捉えていた自分に、「それでもいいんだよ」と言ってもらえたような感覚でした。
この本は、単にHSPの解説にとどまらず、「繊細さんが仕事で消耗するのは体ではなく頭」という表現など、目からウロコの言葉が詰まっています。何より、自分が繊細さんだと“認識”できたことが最大の収穫でした。
実体験とのつながり:少しずつ“楽に生きる”練習中
私自身、3社を経験し、その都度新しい人間関係に悩まされてきました。気を使いすぎて疲れてしまう。でも本書を読んで「まずは自分を知る」ことが第一歩だと気づきました。
特に面白かったのが、「繊細さんの良さ」について書かれていた点。感情に気づける、人を思いやれる、小さな変化に気づける——。これって営業職にも活かせる強みですよね。実際、お客様のちょっとした変化に敏感な自分だからこそ、信頼を得られたこともあります。
読後の変化と伝えたいメッセージ
「繊細であることは弱さではなく、才能でもある」。そんなことを強く感じさせてくれる一冊でした。
今では「疲れているな」と思った時には、“自分の頭が勝手に働きすぎていないか?”と問いかけられるようになりました。少しずつ、自分の繊細さと上手に付き合えるようになってきた実感があります。
こんな人におすすめ!
- 人間関係に気疲れしてしまう人
- 自分がHSPかもしれないと感じている人
- 「もっと楽に働きたい」と思っている会社員パパ・ママ
- 感情の波に振り回されがちな人
著者の他のおすすめ本
- 『繊細さんの幸せリスト』
- 『繊細さんの本 仕事編』
- 『その生きづらさ、HSPかもしれません』
まとめ:繊細さは「強み」になる
この本は、「敏感すぎる自分」が嫌いだった私に、「そのままでいいんだよ」と言ってくれた本です。
繊細な自分を受け入れ、少しずつ“元気な繊細さん”になっていきませんか?会社員として、パパとして、ひとりの人間として、楽に・自然体で生きるヒントがここにあります。